セロトニンとその拮抗薬

セロトニン(serotonin)はトリプトファンから生成されるアミンですが、その化学名(5-hydroxytryptamine)から5-HTと呼ばれるこ...

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カリジン(kallidin, リシル・ブラジキニン)

膵などの外分泌腺や腎などからもカリクレインが血中に分泌される。このカリクレインは腺性カリクレインと呼ばれ、キニノーゲンに働いてカリジンを生成する。 ...

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ブラジキニン(bradykinin) ~ キニン類(kinins)

ブラジキニンは9個のアミノ酸からなるナノペプチドです。 生成 血清蛋白のプレカリクレインは活性化するとペプチド分解酵素のカリクレイン...

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シメチジン(cimetidine),H₂拮抗薬 ~ 犬ではシメチジンの投与によって胃酸分泌は抑制されるがペプシン分泌への影響は弱い

シメチジンなどのH₂拮抗薬はヒスタミンのH₁受容体作動作用に影響することなく、H₂受容体作動作用だけに拮抗する。 犬ではシメチジンの投与によっ...

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抗ヒスタミン薬(H₁拮抗薬, antihistaminics)

ヒスタミンのH₁受容体作動作用に特異的に拮抗する多数の薬物が知られており、抗ヒスタミン薬と呼ばれています。 化学 抗ヒスタミン薬に属...

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ヒスタミンとその拮抗薬

体内ヒスタミンは過敏症の媒介物質であり、また胃分泌の支配物質だと考えられており、その拮抗薬が過敏症疾患や消化器潰瘍の治療薬として用いられている。 ...

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テタヌス毒(tetanus toxin) ~ 破傷風菌の生産する外毒素

Clostridium tetani(クロストリジウム・テタニ)の生産する外毒素。 鈍化されたトキシンを実験動物に筋注すると下行性に運動筋反射...

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中枢性筋弛緩薬 ~ 中枢性筋弛緩薬は筋の硬化(緊張亢進)を和らげる作用を持つ

中枢性筋弛緩薬は筋の硬化(緊張亢進)を和らげる作用を持つが、健康動物に比較的大量を投与すると四肢筋の筋弛緩によって起立不能になる。 グアイフェ...

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抗痙攣薬 ~ 症状的には痙攣が連続する症例と間欠的に起こる症例がある

家畜にはヒトにおけるような真性癲癇は起こらないようだが、感染症や中毒症などの併発症や後遺症として癲癇様症状が起こる。 発症例の多いのは犬です。...

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オピオイド拮抗薬(opioid antagonists) ~ ナロキソン(naloxone,非麻薬)・ナロルフィン(nalorphine,麻薬)

オピオイド受容体で作動薬と競合拮抗する一連の薬物は麻薬拮抗薬と呼ばれる。 ナロキソン(naloxone,非麻薬) ●体内動態 ...

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ピクロトキシン(picrotoxin) ~ ピクロトキシンによる痙攣発作は間代性痙攣だけでなく、強直性痙攣の要素も含まれる

Anamirta cocculusの漿果(fish berry)に含まれる中性物質。 体内動態 ピクロトキシンは吸収性と分布性に優れ...

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ストリキニーネ(strychnine) ~ 欧米では硝酸ストリキニーネを殺鼠剤として用いているので犬猫の中毒が散発する

痙攣(convulsion)という用語はかなり意味の広い用語で、不随意の骨格筋興奮の全てに用いている。 従って全身の筋の強度の攣縮である強直性...

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ラウオルフィア・アルカロイド(rauwolfia alkaloids) ~ レセルピン(reserpine)

レセルピン(reserpine) インド蛇木(Rauwolfia serpentina)の根から得られるラウオルフィア・アルカロイドの代表的成...

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合成オピオイド鎮痛薬 ~ ペンタゾシン(pentazocine,向神経薬)・ブトルファノール(butorphanol,非麻薬)・フェンタニル(fentanyl,麻薬)

ペンタゾシン(pentazocine,向神経薬) ペンタゾシンは麻薬拮抗薬として開発された薬物ですが拮抗力は部分的で弱く、寧ろオピオイド作動作...

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モルヒネ(morphine) ~ モルヒネの小用量は殆どの動物種に対して特異的な鎮痛作用を示すらしい

あへんアルカロイド ケシ(Papaver somniferum)の未熟な実に傷をつけ、滲み出る乳汁を集めて乾燥すると阿片(あへん,op...

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局所麻酔薬(local anesthetics) ~ 局所適用によって適用部位周辺の神経組織を麻痺させる目的に用いる

局所麻酔薬を体表粘膜や体内の一部に局所適用すると、周囲の神経組織に作用してその部位の神経興奮伝達を抑制する。 血管とか筋などへの作用は神経組織...

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ブチロフェノン誘導体(butyrophenone derivatives) ~ アザペロン(azaperone)

この群の代表薬物はハロペリドール(haloperidol)で、優れた抗精神病薬として用いられている。またドロペリドール(droperidol)はフェンタ...

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精神安定薬(tranquilizers) ~ 小用量の投与によって動物の不安感を安らげ、その攻撃性と防御性を抑制する性格がある

小用量の投与によって動物の不安感を安らげ、その攻撃性と防御性を抑制する性格があります。いずれの薬物も用量を上げれば鎮静作用を示す。 精神安定薬...

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その他の局所麻酔薬 ~ アミノ安息香酸エチル・テトロドトキシン

アミノ安息香酸エチル(ethylaminobenzoate) 別名のベンゾカイン(benzocaine)で呼ばれることもある。遊離塩基...

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局所麻酔薬の臨床応用 ~ 局所麻酔薬は小手術のための局所麻酔や後半身の手術のための麻酔に用いる

局所麻酔薬は小手術のための局所麻酔や後半身の手術のための麻酔に用いる。 表面麻酔 眼、鼻腔、口腔などの粘膜に局麻薬液を塗布ま...

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リドカイン(lidocaine) ~ 全ての型の局所麻酔に用いることができるし速効的

リドカインはアミド型の局麻薬の代表的薬物です。 薬理作用 ●局所麻酔用 リドカインのpKaは7.8で局麻薬のうちでは低いし...

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ワクチン ~ 家畜のウイルス病に関しては現在の他の医薬品には有効で実用性のある予防薬・治療薬がなく、専らワクチンに頼っている

ワクチンは伝染性疾患の予防・防疫に用いられており、生物学的製剤のほとんどを占めています。特に家畜のウイルス病に関しては現在の他の医薬品には有効で実用性の...

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コカイン(cocaine, 麻薬) ~ 局所麻酔薬としては他の合成薬より劣るので用いられない

コカ(Erythroxylon coca)の葉から得られるアルカロイドです。 薬理作用 ●局所麻酔用 コカインはプロカインの1...

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プロカイン(procaine) ~ 主として注射用局麻薬として0.5~2%で用いられる

安息香酸エステル型の代表的化合物です。 薬理作用 局所麻酔用 プロカインは局所麻酔薬のうちでpKaが最も高く(8.9)、ま...

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有機リン系・カルバメート系殺虫薬 ~ 乳剤・油剤・粉剤として全ての用法に用いることができる

有機リン化合物もカルバメートもコリンエステラーゼ阻害薬であり、害虫の体内にアセチルコリンを蓄積させる機序で殺虫効果を示す。 現在用いられている...

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幼虫発育阻害薬(IGR insect growth regulators) ~ 農業・環境用殺虫剤にIGRが、家庭用殺虫剤にピレスロイドが多く用いられる

昆虫やダニは一般に世代交代が速く、行動範囲が狭い。例えばイエバエの活動期間は2週間以内で、行動範囲は500mを越えないと言われています。 した...

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その他の殺虫薬 ~ イベルメクチン・アミトラズ・ブロモプロピラート

疥癬症治療薬:イベルメクチン イベルメクチンは害虫の体表に接触しても作用しない。 作用できる経路は害虫の経口摂取です。害虫の体内では...

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その他の消毒薬 ~ オキシドール・過酢酸・アクリノール

酸化消毒薬(oxidizing disinfectants) 発生期の酸素を放出する化合物が消毒薬として用いられている。 通常、塩素...

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殺虫薬(insecticides and acaricides) ~ 殺虫薬とは有害な節足動物を殺滅するための薬物であり、昆虫駆除薬とダニ駆除薬がある

殺虫薬とは有害な節足動物を殺滅するための薬物であり、昆虫駆除薬とダニ駆除薬があります。節足動物の一部は家畜家禽の外部寄生虫(ectoparasites)...

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ピレスロイド(pyrethroids) ~ 害虫に対する効果は速効性で、飛んでいる害虫に直接噴霧すると虫は直ちに運動麻痺になり落下する

ピレスロイドは除虫菊の殺虫成分であるピレトリンやその誘導体で、合成品も多い。 害虫に対する効果は速効性で、飛んでいる害虫に直接噴霧すると虫は直...

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ヨウ素(iodine) ~ 殆どの細菌、真菌、ウイルス、原虫、一部の寄生虫卵などに有効

ヨウ素は極微量しか水に溶解しないが、アルコールなどの有機溶媒への溶解性は高い。ヨウ素は皮膚粘膜刺激性や金属腐食性の強い物質であるから、通常、有機化合物担...

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アルキル化消毒薬(alkylating disinfectants) ~ 全ての微生物に対して完全な殺滅作用が期待できる

アルキル化薬は滅菌薬として用いられる。 消毒作用 全ての微生物に対して完全な殺滅作用が期待できる。アルキル化薬は蛋白や核酸のNH₂、...

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フェノール誘導体(phenolic disinfectants) ~ 踏み込み消毒槽などの防疫用消毒薬として汎用される

元来この系の消毒薬はコールタールの分留によって得られた化合物であるために、コールタール消毒薬(coal tar disinfectants)とも呼ばれて...

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クロルヘキシジン(chlorhexidine) ~ ビグアニド系消毒薬

この薬物は表面活性物質ではないが塩基性物質であり、その殺菌作用の機序の研究から四級アンモニウム系ときわめて類似した機序で働くことが知られています。 ...

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塩素(chlorine) ~ グラム陰性菌の細胞壁も容易に通過するので、陽性菌に対しても陰性菌に対しても等しく有効

ハロゲン含有化合物(halogen-containing disinfectants) 消毒薬として用いるハロゲンは塩素とヨウ素であり、いずれもそ...

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両性イオン性消毒薬・陰イオン性消毒薬

両性イオン性消毒薬(amphoteric disinfectants) この系の消毒薬は四級アンモニウム系と類似した効果と有効性を持つ...

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アルコール ~ 消毒薬として用いられるアルコールはエタノールとイソプロパノール

脂肪属アルコールの水溶液には殺菌作用がありますが、その作用は炭素数が多くなるほど強くなる。 しかし水溶性は炭素数が多くなるほど低下するので、水...

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四級アンモニウム消毒薬(quaternary ammonium disinfectants)

洗剤として用いられる表面活性物質のうち、陽イオン性洗剤(逆性石鹸:invert soap)と両性イオン性洗剤の殺菌作用は強く、陰イオン性洗剤(旧来の石鹸...

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消毒薬の共通的性格(disinfectants) ~ 消毒薬は畜鶏体体表、畜舎内外、使用器具などに生息する微生物を殺滅する目的に用いる

消毒薬と殺虫薬はいずれも畜舎内外など家畜の生活環境に散在して疾病の発生や伝染を予防する目的に使用されることが多い防疫用薬。 勿論、畜鶏体体表に...

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