フォックステイルグラス(エノコログサ)は、鋭い棘を持つ植物の集まりで、食べると牛の口に損傷を与えることがあります。
最も頻繁に観察される種は次のとおりです。
●きんえのころ (金狗尾):Yellow foxtail (Setaria glauca)
●羽毛草、針草:Needle and thread grass(Stipa comata)
●ホソノゲムギ:Foxtail barley (Hordeum jubatum)
●ウマノチャヒキ:Cheatgrass (Bromus tectorum)
エノコログサには、キツネの尻尾に似た細い針金状の剛毛があります。これらの剛毛には鋭い小穂があり、小さな上向きの棘があります。
牛がこの植物を食べると、牛の口腔組織に食い込んでしまうことがよくあります。牛の口から毛を取り除かなければ、時間の経過とともに、潰瘍ができます。
潰瘍は、変色した部分や、白く盛り上がった円形の部分として現れます。また、舌や歯茎、頬に深い潰瘍ができると、膿瘍になることもあります。
質の低い干草を与えられた牛は、通常、これらの植物を食べてしまうリスクがあります。時には牛がフォックステイルの混入による痛みのために干草を食べるのを拒否するようになるかもしれません。
干し草のベールは、牛に与える前に、特に遅く刈られた場合は必ず検査する必要があります。
また、牧草地でもフォックステイルを検査する必要があります。牛は他に食べるものがない場合、牧草地でフォックステイルを摂取してしまう可能性があるからです。
症状
●過度の唾液分泌
●食欲減退
●舌および口腔組織の潰瘍
●干し草を食べることを拒否する
治療
※支持療法
予防
※牧草地を歩き、その牧草地にフォックステイルがいるかどうかを調べ、もしあれば適切に取り除くか柵で囲う。

