骨の疾患

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慢性腎不全による骨栄養障害 ~ ビタミンD中毒による骨栄養障害

慢性腎不全による骨栄養障害(osteodystrophy in chronic renal insufficiency)慢性の尿毒症を伴うび漫性腎疾患が存在する時は、燐の糸球体濾過が減退して高燐血症がおこり、これが上皮小体を刺激してそのホル...
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骨形成不全症(osteogenesis imperfecta) ~ 離乳後間もない犬、猫に発生

骨形成不全症について離乳後間もない犬、猫に発生し、骨が脆弱でわずかの外力で骨折をおこす疾患です。従来は骨形成不全症(osteopsathyrosis、骨脆弱症の一つ)として知られていましたが、近時はその実態が骨脆弱症とは異なり、線維性骨異栄...
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線維性骨異栄養症または線維性骨栄養障害症(osteodystrophia fibrosa) ~ 原因・症状・診断・治療法

この疾患は馬におこることがもっとも多く、驢馬、騾馬、牛、山羊、豚、犬、猫にも発生することがあります。離乳後の種々の年齢の馬に発生しますが、大体7歳以降の馬には少ない。原因:本症は栄養性の疾患として、クル病または骨軟化症に合併して発生すること...
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骨の栄養障害(Metabolic Disorders of Bone) ~ 骨軟化症(osteomalacia)

骨軟化症骨軟化症はクル病と同様に、カルシウム(およびビタミンD)あるいは燐の代謝障害にもとづく骨病です。クル病がもっぱら発育中の幼畜の骨に発現するのに対して、骨軟化症は成畜の骨からカルシウム塩類が脱出するためにおこるものです。骨軟化症におい...
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骨の栄養障害(Metabolic Disorders of Bone) ~ クル病(佝僂病)rickets

クル病についてクル病はビタミンDの欠乏によって発するカルシウムおよび燐の代謝障害、すなわち腸管からのカルシウムおよび燐の吸収の停止または減退が原因となっておこる全身病であって、それによる変化は骨にもっとも著明に現れます。本病はビタミンDの欠...
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骨の栄養障害(Metabolic Disorders of Bone) ~ 骨粗鬆症または骨多孔症(osteoporosis)および骨萎縮(atrophy of bone)

骨は堅牢な組織ですが、その代謝活性は非常に高度です。幼畜の骨は身体の成長とともに発育し、また成長後もたえず新陳代謝をくりかえしています。骨の栄養障害は骨形成の力あるいは方向に生じた異常を反映するものであって、とくにカルシウム、燐、蛋白質、ビ...
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骨の腫瘍(Bone Tumors) ~ 悪性骨腫瘍(malignant bone tumor)

悪性骨腫瘍について悪性骨腫瘍のなかで、家畜に多発するものは骨肉腫(osteosarcoma)です。これには、造骨性骨肉腫(osteoplastic osteosarcoma)と軟骨肉腫(chondrosarcoma)があります。骨肉腫は壮老...
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骨の腫瘍(Bone Tumors) ~ 良性骨腫瘍(benign bone tumor)

骨の腫瘍について骨腫瘍は大別すると良性と悪性に分けられます。また骨の構成々分のうち骨形成能に関係ある組織によって生じたものを骨性腫瘍(osteogenic tumor)といい、骨形成能に関係のない骨髄細胞・結合織・血管およびリンパ管内皮細胞...
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その他の骨瘤 ~ 球節指骨瘤またはオスレット(osslet)

球節指骨瘤またはオスレット若い競走馬(主に2歳)に急激な調教を課する時に球節の前面に発生するもので、起繋肢勢の馬に多く、球節前面に加わる強度の振盪が原因と考えられます。徐々に調教を進める場合には発病しない。第Ⅲ中手骨の下端か基節骨上端の前面...
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飛節内腫(bone spavin) ~ 原因・症状・治療法

飛節内腫について飛節内面の骨瘤で、慢性奇形性飛節炎ともいわれます。中心足根骨と第Ⅲ足根骨を中心として、その周囲および第Ⅱ中足骨を冒す。主に馬に発生しますが、稀れに牛にもみられます。原因:さまざまの原因が考えられます。イ)過激な運動がたえず続...
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指骨瘤(ringbone) ~ 高指骨瘤と低指骨瘤 ~ 関節性および関節周囲性指骨瘤

指骨瘤繋部および蹄冠部に生じた骨瘤を指骨瘤といいます。これには次のような分け方があります。高指骨瘤と低指骨瘤高指骨瘤(high ringbone) 基節骨の下端か中節骨上端、または両者に発生したもの低指骨瘤(low ringbone) 中節...
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管骨瘤(splints) ~ 治療

管骨瘤の治療について本症はたとえ骨瘤が大きくても、運動障害のないときは治療をほどこさないのが普通です。一般には、次のような療法を行います。急性炎症を呈するときは、まず患畜を安静にし症状が消失するまで患部を冷水あるいは収斂剤で冷却します。約2...
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管骨瘤(splints) ~ 症状

管骨瘤の症状について内側管骨瘤では、腕前部内側のほぼ上1/3の高さに、蚕豆大ないし胡桃大、時にはそれ以上の大きさに達し、長楕円形の骨瘤が認められます。時には骨瘤が小さくて不明瞭なこともあります。骨瘤は概して、徐々に発生し、熱痛や跛行を伴わな...
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管骨瘤(splints) ~ 原因

管骨瘤とは管骨瘤とは中手骨に生じた骨瘤を総称していいます。本症は馬特有の疾患であって、幼駒ではほとんどみられませんが、5歳以下の牡馬もしくは、いまだ化骨の十分完了していない馬の前肢にも多発する傾向があり、後肢に発生することはまれです。骨瘤の...
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骨瘤(外骨症)Exostosis ~ さまざまの損傷が原因となって発生する骨骨膜炎の結果として形成されるもの

骨瘤(外骨症)骨瘤または外骨症は、さまざまの損傷が原因となって発生する骨骨膜炎の結果として形成されるものです。骨膜が損傷され、ことにそのために骨膜が剥離した場合、あるいは微細な傷害が反復して加えられた場合に発現するものと考えられます。普通に...
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骨端の外傷性異常 ~ 骨端(線)の骨折-分離 ~ 骨端の裂離骨折 ~ 犬の裂離骨折

骨端の外傷性異常(traumatic disorders of the epiphysis) 骨端の損傷によっておこる疾患で、その主なものに骨端(線)の骨折-分離と骨端の裂離骨折があります。骨端(線)の骨折-分離(fracture-sepa...
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骨端の炎症性変化(inflammatory) ~ 橈骨と尺骨の骨端軟骨線の未熟閉鎖(premature closure of the radial and ulnar epiphysis)

骨端の炎症性変化骨端の炎症性変化は、未成熟動物の橈骨と尺骨の骨端におこることが多い。橈骨と尺骨の骨端軟骨線の未熟閉鎖本症は幼犬に発する。原因は橈骨または尺骨の骨端の損傷により骨端炎がおこり、その結果、骨端軟骨線の異常閉鎖を生じて彎曲性変形を...
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骨端の異常(Diseases of the Epiphysis) ~ 犬に多く、ときに馬や猫にも見られる

骨端の異常には、遺伝性異常や、先天性異常および若年期にみられる骨端の発育障害、ならびに骨端の炎症性変化や外傷性異常があります。これらの異常は犬に多く、ときに馬や猫にも見られます。骨端の発育障害(hereditary abnormalitie...
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骨髄炎(osteomyelitis) ・骨の炎症の治療法 ~ 骨髄炎は血行性にあるいは隣接感染によるものが多い

骨髄炎について骨髄炎は血行性に、あるいは隣接感染によるものが多く、開放性骨折の場合にも発生します。化膿性骨髄炎では、骨内に膿瘍abscessが形成される。牛の下顎骨に発生する放線菌病の場合は病変は顎にのみ限局されて、他の骨の感染はきたさない...
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骨膜炎(Periostitis) ~ 外傷性の骨骨膜炎において骨瘤を形成する

骨膜炎について外傷性の骨骨膜炎において骨瘤(exostosis)を形成します。大なり小なり骨の急性、あるいは慢性の炎症像を呈し、熱感・疼痛および腫脹を認め、四肢においては跛行を特徴とします。病変がもし腐敗性であれば、炎症症状は非常に急性です...
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骨炎(ostitis) ~ 家畜には種々の骨炎が発生します

骨炎について家畜には、種々の骨炎が発生します。はじめから慢性にくることもあり、急性病巣から慢性に転化することもありますが、多くは骨を被う軟部組織の損傷、あるいは炎症から発生します。壊死桿菌Fusobacterium necrophorumに...
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骨の炎症(Inflammation of Bone) ~ 骨の感染は骨炎、骨膜炎、骨髄炎をひきおこす

骨の炎症について骨の感染は骨炎、骨膜炎、骨髄炎をひきおこしますが、炎症は骨膜、ハーヴァース管、フォルクマン管、骨髄腔の血管に富む結合組織に限定して発生します。これらの血管は互いに密に吻合しているため、炎症が骨、骨膜、骨髄のいずれかに限局され...
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骨挫傷(Contusion of Bone) ~ 多くは表在性の骨に強い鈍性の外力が作用しておこる

骨挫傷の原因多くは表在性の骨に強い鈍性の外力が作用しておこるもので、骨質や骨膜のみならず、皮膚、皮下などにも挫傷が生ずることが多い。骨挫傷は一般に四肢の下端、顔面などにおいて発しやすい。症状:骨の挫傷における病変は、とくに骨膜にかぎられるこ...
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鎖骨遺残(persistent clavicula)・多指症(polydactylia and dewclaw)

鎖骨遺残鎖骨は、人や猿ではよく発達し、S字状を呈し、両端が胸骨把柄と肩甲骨の肩峰に連結しています。鶏は、両側鎖骨が腹端で癒合し、V字形の癒合鎖骨を形成している。しかし、馬、反芻獣、豚では、その存在を欠く。犬、猫では、筋肉(上腕頭筋、浅胸筋の...
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骨の先天性異常 ~ 脊椎短小(short spine)・脊椎彎曲症(kyphoscoliosis)・肋骨欠如(absence of a rib)

脊椎短小日本犬に多いといわれますが、他の犬種にも見られます。頭および四肢はほぼ正常にもかかわらず、先天的に脊椎全体が著しく短縮し、短頸や短尾をともなうものが多い。この種の症例では、脊椎の不正適合および側彎、腹彎あるいは背彎を呈し、また椎骨の...
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骨の先天性異常(Congenital Abnormalities of Bone) ~ 脊椎の先天性異常(cogenital abnormalities of the spine)

骨の先天性異常について家畜における骨の先天性異常には、胎生期に胎児の骨端軟骨が病的状態のために軟骨の増殖が止まり、あるいは不十分となって四肢の萎縮や彎曲を招くものがあり、これを胎生性軟骨異栄養症(chondrodystrophia foet...
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骨の連結(junctiva ossium)・不動結合(synarthrosis)・可動結合(diarthrosis)

骨の連結骨は互いに連結して骨格を形成しますが、骨の連結には不動結合と可動結合の様式がある。不動結合骨と骨との間に結合物質がつまり、両者の間に腔間を有しないもので、可動性がないか、あるいはあってもきわめて小さい。結合物質の性質によって次のよう...
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軟骨質(cartilaginous substance) ・骨髄(bone marrow)・骨膜(periosteum)

軟骨質骨の関節面と成長線に存在します。前者は関節軟骨articular cartilageであって関節面をおおい、弾性の緩衝帯を形成して摩擦を防ぎます。後者は骨の長軸方向への成長をつかさどるもので、長管骨においてはこれを骨端軟骨epiphy...
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