家畜害虫

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畜産公害とハエ ~ 畜舎内で現在使われているおもな殺虫剤・ハエ防除プログラム

動物用医薬品として許可になっている殺虫剤は大別して、有機燐系、カーバメイト系、ピレスロイド系です。ところが、同じ薬剤を長年月にわたって頻繁に使用すると、ハエはその薬剤に抵抗性が発達してきます。抵抗性ということは、薬剤を散布したりしてもハエは...
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畜産公害とハエ ~ 畜舎内外のハエ防除

ハエ防除の技術ハエ防除に当って注意しなければならないことは次のようです。 ◎ハエの習慣をよく知り、これにあった対策を講ずること。◎いかなる技術でも、取扱いがむずかしかったり、危険を伴ったり、高価すぎてないけません。◎ハエをいなくさせる、ある...
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畜産公害とハエ ~ 家畜の飼養管理とハエの発生

家畜を飼養していると異様な臭いを呈し、ハエが多数発生するので、これになれていない非農家の住民との間にトラブルがおこります。畜産農家は、これらのことは家畜を飼っていれば当然起こるものであると思っていますが、非農家の方では耐えられない問題です。...
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畜産公害とハエ ~ ハエの習性

季節的消長ハエの飛翔活動は気候と密接な関係をもっています。南北に細長い本邦では、九州、沖縄の事情と北海道のようなところでは、飛翔活動の様子がかなり違っているのは当然です。採集されたハエの総数は3月ころより急激に増加しはじめ、6、7月をピーク...
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畜産公害とハエ ~ ハエの発生源

ハエの発生源、いいかえると幼虫や蛹の生息場所は、幼虫の餌、つまり有機物が豊富にあり、温度、湿度、酸素(空気)などが幼虫や蛹の発育に適している場所です。このような場所は家畜の糞便ばかりでなく、人糞や家庭から排出される残飯、厨芥なども含まれてい...
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畜産公害とハエ ~ 住宅および畜舎、鶏舎内のハエ

畜産公害とハエ畜産公害ということばは過去においてはなかった熟語ですが、今ではごく一般的なことばになってきました。畜産公害についての全国統計は乏しく、ごく最近の数字はわかりませんが、発生件数は非常に増加しているのではないでしょうか。畜産公害の...
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家畜飼養とハエの発生 ~ 畜産経営内におけるハエの問題

人間生活とハエとの関係は密接なもので、世界のいたるところで人の生活圏内にハエが存在しています。このように、ハエは非常に身近にいる昆虫で、しかも、きたならしいものの代表になっています。事実、消化器系の伝染病や寄生虫病は、ハエによって伝搬される...
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ハナアブ(drone fly) ~ 成虫は一見ミツバチに似ている    

ハナアブ(Tubifera tenax)はショクガバエ科Syrphidaeに属し、成虫は一見ミツバチに似ていて屋外で活動しています。各種の花の蜜をなめていて人畜に対する害はまったくありません。しかし、幼虫は水分の多い便所、尿溜、下水などに生...
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コウカアブ ~ 腐食性のものがあると集まってくる

コウカアブ(Ptecticus tenebrifer)は双翅目ミズアブ科Stratiomyiidaeに属し、実害はありませんが、成虫は常に便所や不潔にしている畜舎、鶏舎内を飛んでいます。幼虫は畜舎周囲の汚水、排水溝などにいて、畜舎環境の良否...
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チョウバエ(sand flies,moth flies) ~ 浄化槽の管理の悪い畜舎付近に多い   

チョウバエは体長5mmくらいの小さな昆虫で、毛深い。ハエの仲間ではなく長角亜目に属して、触角は一般に長く、頭部と胸部との和と同じ長さです。サシチョウバエphlebomus spp.は吸血性でsand fliesといっています。Kalaaza...
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シラミバエ(louse flies) ~ 成虫は鳥や哺乳動物に寄生して吸血する   

シラミバエは双翅目のシラミバエ科Hippoboscidaeに属する昆虫で、卵胎生で雌は老熟幼虫を産み、幼虫はすぐ蛹になります。成虫は鳥や哺乳動物に寄生して吸血します。微小ないし小型で、体形は長楕円形または幅広で扁平をなし、翅はあるものとない...
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クロバエ(blow flies) ~ 体色は黒色で灰色、青、緑色などを帯びるものが多い    

クロバエはクロバエ科Calliphoridaeに属し、大きさは大型から中型のものまであり、体色も青、緑、青黒、黒あるいは灰褐色をしたものなどさまざまです。クロバエの産卵はニクバエと違って卵を産みます。幼虫は堆肥、動物死体、厨芥、便池などに生...
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ニクバエ(flesh flies) ~ ニクバエの多くは卵胎生で卵は雌の体内でふ化して1齢幼虫を産みつける

形はやや細長くて、灰白色をなし、胸背に黒い3縦線を有します。ニクバエの多くは卵胎生で、卵は雌の体内でふ化して1齢幼虫を産みつけます。夏季畜舎や鶏舎内に飛んでいます。この幼虫は水分および有機物の多いところに多数生息しています。便池、排水溝、尿...
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ガイマイゴミムシダマシ(Alphitobius diaperinus) ~ 穀粒や穀粉、飼料などを食害する

甲虫目Coleopteraに属し体長5.5~6mmで体は光沢をもった黒~暗褐色をしていますが、触角、脚などは赤褐色をしています。温度30℃、湿度35~45%R.Hで卵期は5日、幼虫期は34日、蛹期は4~5日で成虫になります。貯穀害虫で米麦、...
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ゴキブリ(cockroaches) ~ 温暖な場所を好み多湿の環境も好む

畜舎や鶏舎の構造は四季を通して家畜に快適な環境をつくり出すようになっています。このような場所は害虫にとってもよい環境で、従来問題にならなかったゴキブリやガイマイゴミムシダマシが住みつくという現象がでてきます。また、畜舎、鶏舎の内外の環境が悪...
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ヒツジバエ(sheep nasal bot-fly) ~ 形態・生態・害・防除

ヒツジバエは体表に多くの毛を生じていますが、ウマバエ、ウシバエより多少少ない。口器は退化して餌をとりません。ウマバエ、ウシバエと違ってヒツジバエ成虫は1齢幼虫を産みつけます。種類および分類上の位置双翅目:Diptera短角亜目:Brachy...
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ウシバエ(cattle warble-flies) ~ 形態・発育および習性・害・防除

ウシバエの成虫は主として、牛、時には馬を襲うハエで、幼虫は宿主の体内を移行して最終的には背部皮下に寄生します。この幼虫によるこぶのことをcattle grubといっています。牛はウシバエ幼虫の寄生によって皮膚は損傷をうけ、皮革としての損害は...
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ウマバエ ~ 形態・発育および習性・害・防除

F.Zumpt(1965)によると人畜にハエ幼虫症myiasisを起こすハエは多数あり、12科にもおよびます。これらのハエの幼虫は皮下、鼻腔、消化管、泌尿器などに寄生して、人畜に各種の障害をあたえます。家畜のハエ幼虫症はクロバエ(キンバエ)...
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サシバエ類(Stomoxyine biting flies) ~ 形態・発育および習性・害・防除

夏から秋にかけて牛舎や豚舎を訪れると、数多くのサシバエが牛や豚の体表にとまって吸血している様子をみることがあります。また、放牧地にいる牛の体の上には無数のノサシバエが、寄生して吸血しています。牛はこれらのハエを追い払うため、頭や尾を盛んに動...
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イエバエ類(house flies) ~ 形態・習性および発育・害・防除

畜舎あるいは鶏舎を訪れると多数のハエが飛翔しています。また、牧野などの放牧地の牛体に無数のハエが寄生しています。このハエの種類は数多く、10科以上を数えます。本ページでは家畜と関係のある非刺咬性のハエについて紹介します。おもなハエの種類なら...
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アブ(horse flies, deer flies) ~ 形態・発育と習性・害・防除

高原における牛、馬の放牧風景は、牧歌的でロマンチックに見えます。しかし、これらの牛、馬は、たえずアブの来襲をうけ、頸を振ったり尾をはげしく動かしてアブを追い払うため努力しています。よく見るとアブ多発地帯の放牧牛馬はろくに草をたべることができ...
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ヌカカ(biting midges) ~ 形態・発育および習性・害・防除

ヌカカはきわめて微小な昆虫で、蚊帳の目も通過してしまうほど小さなものが多い。口器は刺咬性で大部分は昆虫の体液を吸いますが、Culicoidesなどは温血動物に対して吸血性をしめします。これらのなかには人や家畜の血液を吸うものがあります。本邦...
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ブユ(black flies, buffalo flies) ~ 形態・発育および習性・害・防除

ブユは小さな吸血性の昆虫で、日本では約40種が知られています。ブユの多発地帯では農作業にも影響をおよぼし、夏季において朝夕のころ農作業をしている農民や家畜がブユのたえまない来襲によって農作業ができないほどです。そのため、生活の知恵として農作...
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双翅目(Diptera) ~ 蚊(mosquitoes)・形態・発育および習性・害・防除

双翅目に属する昆虫類は、家畜害虫として重要な種類を多数ふくんでいます。たとえば、蚊、ヌカカ、ブユ、アブ、サシバエのように家畜をおそい吸血するものや、vectorとなって各種の病原体や寄生虫を媒介したり、中間宿主intermediate ho...
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隠翅目(Siphonaptera) ~ ノミの形態・発育および習性・害・防除

ノミ(flea)は成虫だけが人、犬、猫、鶏などに寄生します。翅はありませんが、強力な脚をもっていて跳躍力はすぐれています。シラミ、ハジラミと違い完全変態をしますが、幼虫、蛹は非寄生期です。犬、猫はノミの寄生が多く、ペットとして犬、猫を飼育し...
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食毛目(Mallophaga) ~ 形態・発育および習性・害・防除

ハジラミはシラミに似ていて翅のない昆虫です。シラミともっとも違うところは吸血しないことと、鳥類や哺乳動物に寄生するという点でしょう。特に鶏にはハジラミの寄生が多く、外国ではハジラミのことをbiting liceとかbird liceとかいっ...
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シラミ目(Anoplura) ~ 形態・発育および習性・害・防除

シラミは背腹に扁平で、翅をもたず、不完全変態をして哺乳動物に全生涯寄生をします。しかし、鳥類には寄生しない。また、宿主の種類によって寄生するシラミの種類は異なり、人に寄生するものは人のみ、豚に寄生するものは豚以外の動物には寄生しません。シラ...
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家畜害虫における昆虫について

牛や豚、鶏を飼育すると、ハエや蚊が多数畜舎、鶏舎内に飛びまわっているし、家畜の体表を調べるとシラミ、ハジラミ、ノミなどが寄生していることが多い。最近、犬や猫の飼育が盛んですが、不潔にしておくとノミの寄生をうけます。さらに、牛、馬などを放牧す...
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