蟯虫(オキシリス・エクイ:Oxyuris equi)は、馬が尻尾をこする主な原因の1つです。
馬は摩擦によって蟯虫の卵を環境中に撒き散らしますが、蟯虫は非常に丈夫なのでかなりの期間生き続けることができます。
蟯虫が馬に感染する仕組み
馬が蟯虫に感染するのは、汚染された牧草、柵の支柱、飼料、干し草、水、馬房、あるいは感染した馬が尻尾を擦っていた場所の近くにある卵を摂取することが原因です。
摂取された蟯虫の卵は孵化し、幼虫は大腸で成熟し、成虫になるまで腸の粘膜を食べて成長します。
成虫になると、蟯虫は肛門に移動して卵を産み付け、粘り気のある液体で覆うことで激しい痒みを引き起こします。
症状
●尻尾をこする
●激しいかゆみ
●脱毛
治療
※畜舎全体のプログラムの実施による駆虫。
予防
※可能であれば、牧草地をローテーションする。
※牧草地やパドックから糞尿を除去する
※牧草地の過剰飼養を避ける。
※暑くて乾いた時期だけ牧草を刈り、数週間は馬を入れないようにする。
馬が使用していた牧草地に牛、羊、ヤギを入れ替える。幼虫は他の種に食べられると不活性化するからです。
※堆肥肥料
※馬への餌やりは、地面からではなく、バケツで行います。
※年齢別に牧草地をグループ化し、若い馬への暴露を減らす。

