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トキソプラズマ ~ 終宿主は猫およびネコ科の動物で、中間宿主としてネコ科動物を含む200種以上の哺乳類と鳥類

トキソプラズマ・ゴンディ 胞子虫類

 
 
トキソプラズマ(トクソプラズマ・ゴンディイ:Toxoplasma gondii)、トキソプラズマは古くは分類位置不明の胞子虫として扱われてきましたが、おもに1970年以降に生活環が明らかになるにつれてコクシジウムに近縁の胞子虫と考えられるようになりました。
 
 
すなわち、分類学的には胞子虫類、真コクシジウム類、住肉胞子虫科、トキソプラズマ亜科に位置しています。
 
 
増殖型(メロゾイド)は細長い卵円形または三日月状で、大きさは5~8 x 1~2㎛、一端は他端より尖ります。
 
 
核は1個、直径1~2㎛でおおきな仁を有します。
 
 
シストは球形で径10~50㎛、ときにはさらに大きくなり、多数の虫体(ブラディゾイド)を含みます。
 
 
オーシストはネコ科動物の糞便中に現れ、排出時には無色で単細胞です。胞子形成後は2個のスポロシストと、それぞれに4個のスポロゾイトをふくみ、Isospora型です。
 
 
形は最初、球形ですが、胞子形成すると亜球形となり、大きさは11~14 x 9~11(平均12.5 x 11)㎛です。
 
 
胞子形成時間は24℃で2~3日、11℃で14~21日
 
 
終宿主は猫およびネコ科の動物(オセロット、アメリカライオン、ボブキャット、チーターなど)で、中間宿主としてネコ科動物を含む200種以上の哺乳類と鳥類が報告されています。
 
 
寄生部位は、終宿主では小腸の絨毛の上皮細胞、中間種では神経細胞、小グリア細胞、内皮細胞、肝実質細胞、肺と腺の上皮細胞、心筋と骨格筋の細胞、胚胎、白血球などの細胞です。
 
 
急性期には血液や腹膜滲出物中に虫体が遊離していることがあります。

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