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クルーズ肉胞子虫 ~ 寄生部位は犬では小腸、特に空腸末部と回腸起始部の絨毛の固有層

サルコシスティス・クルジ 胞子虫類

 
 
クルーズ肉胞子虫(Sarcocystis cruzi)、終宿主である犬から排泄されるオーシストは、終宿主体内で胞子形成が完了しているので、2個のスポロシストと、それぞれに4個のスポロゾイトを含んでいます(Sarcocystis属の特徴)。
 
 
オーシストはIsospora属などと異なり、薄い壁が2個のスポロシストを包むようにアレイ型を呈しています。
 
 
おおくはオーシスト壁が破れてスポロシストとして排出されます。
 
 
スポロシストは楕円形で一側が他側より扁平です。
 
 
そのおおきさは、13~22 x 6~15(平均16 x 9.5)㎛、壁は平滑、無色ないし僅かに淡黄色です。スポロゾイドはバナナ形で、約11 x 2~3㎛、スポロシストの長径に沿って並びます。
 
 
筋肉内のサルコシストは紡錘形で長さ1mm以上に達し、成熟すると内部は多くの部分に区切られ、その中に多数のメロゾイト(長さ約10㎛)が含まれます。
 
 
終宿主は犬のほかコヨーテ、オオカミ、アカギツネ、アライグマ、中間宿主は牛です。
 
 
寄生部位は犬では小腸、特に空腸末部と回腸起始部の絨毛の固有層、牛では盲腸、大腸、腎臓、膵臓、大脳の動脈の内皮細胞(第1代シゾント)、おおくの内臓器官、特に腎糸球体の毛細血管の内皮細胞(第2代シゾント)、食道、横隔膜、心臓などの横紋筋(サルコシスト)です。
 
 
世界各地にぶんぷし、本邦でもみられ普通種です。
 
 
S.bovicanisは同物異名

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