多型バベシア(Babesia divergens)、小形のBebesia属原虫で、形態学的にB.bovisに似ていますが、洋ナシ状虫体はこれよりすこし小さく(1.5 x 0.4㎛)、赤血球の周縁部に寄生します。
対をなす洋なし状虫体のなす角度はおおきく、寄生赤血球が集塊を作るようなことはありません。その他、もっと太い洋なし状(約2 x 1㎛)、円形(径約1.5㎛)、胞を有する円形虫体(径2㎛)などが認められます。
牛のほか、稀にヒトに寄生します。
分布は温帯地域で、媒介ダニであるIXodes ricinusの分布域であるヨーロッパ北部、ロシアのヨーロッパ域に限られます。
B.caucasica、B.occidentalis、B.karelicaは同物異名
≪牛≫多型バベシア ~ 牛のほか、稀にヒトに寄生します
胞子虫類
