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開嘴虫症(症状・予防) ~ 本症の特異症状は、呼吸困難からコリーザ様症状をみることであり、頸を伸ばし、口を開いて呼吸し、いわゆる開嘴病の特徴を示す

開嘴虫症 線虫類

 
 
鶏、キジ、山鳥、七面鳥、クジャクに寄生し発病をみられますが、成鳥では発症は少なく、雛鳥は感受性が高く重要な寄生虫です。
 
 
平飼いで養殖を行うキジ、山鳥、七面鳥におおい。発症は春から秋の期間にみられます。
 
 
初期は食欲、元気共に変化を認めませんが、次第に減退し、羽は逆立ち、削痩し、咳、呼吸困難を表し、口内に泡沫性の唾液を満たし、ついに窒息に陥ります。
 
 
本症の特異症状は、呼吸困難からコリーザ様症状をみることであり、頸を伸ばし、口を開いて呼吸し、いわゆる開嘴病(gapes)の特徴を示します。
 
 
また、くさめをし、頭を左右に振り、ときどき粘性のある分泌物を排し、その中に1~2匹の虫体を含むことがあります。
 
 
少数寄生では死に至ることは少ないですが、幼雛はほとんど死亡します。
 
 
七面鳥やホロホロ鳥は無症状に経過することがおおい。
 
 

開嘴虫症の予防

 
 
本虫は成熟卵の摂取か、待機宿主である感染ミミズを食べて感染します。
 
 
湿潤で凍結しなければ虫卵は土中で9ヶ月間生存しますが、孵化した3期幼虫は乾燥に弱く、すぐに不活発になります。
 
 
しかし、ミミズ体内の幼虫は4年余も生存することが知られています。本邦では、ほとんどミミズを介して感染しており、予防にはミミズの駆除が重要です。
 
 
平飼いでは舎内・外の土壌中のミミズ駆除に、DD剤等が使用されますが現実的ではないでしょう。本症は5月下旬から10月中旬まで多発します。

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