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関節遊離体(関節鼠)Loose Body in a Joint or Joint Mouse ~ 鶏跛(Stringhalt)

鶏跛 関節の疾患

 
 

関節遊離体(関節鼠)

 
 
外傷または関節疾患のために骨片、軟骨片、滑膜絨毛、線維化・軟骨化・骨化した関節包の一部が、関節腔内に遊離したものを関節遊離体といいます。
 
 
発作性の激痛と関節内容の増量による腫脹があり、X線検査が必要です。摘出手術、滑膜切除術などが行われます。
 
 

鶏跛

 
 
常歩または速歩に際し、膝関節、飛節を極度に屈曲して、一側後肢(時には両側)を痙攣的、不随意的に挙上する異常歩様で、馬にときどきみられます。
 
 
多くは使役に支障はありませんが、外観を損ないます。
 
 

鶏跛の原因

 
 
真性(突発性)鶏跛の原因は十分にはわかっていません。
 
 
おそらく、脊髄あるいは末梢神経の異常によるもので、飛節の屈伸諸筋の運動の不調和によって発すると考えられます。
 
 
腱や筋膜の癒着、短縮などの器質的原因もいわれています。
 
 
仮性(症候性)鶏跛は、後肢下部の帯痛性疾患に伴って現れる症候性のものです。また伝染病の経過中、あるいは過度の拍車使用などによって発することもあります。
 
 

鶏跛の症状

 
 
歩行中、後肢を連続的あるいは間歇的につよく曲げて高く挙げ、あたかも鶏の歩様に似た奇異な特徴ある歩様を示します。
 
 
真性鶏跛では、異常部を発見することはできません。仮性鶏跛では原因となった帯痛性疾患が治癒しても、跛行が習慣的に後遺する場合があります。
 
 

鶏跛の治療法

 
 
仮性鶏跛の場合は、原因除去につとめます。
 
 
真性鶏跛には根本療法は明らかではありません。第三腓骨筋、前脛骨筋、側趾伸筋などの切断術も試みられますが、効果は不定です。

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