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家畜中毒

鉛 Lead Pb ~ 牛の症状

鉛中毒・牛の症状a) 12頭の牛は舐癖を治すためと称し280gの鉛白を内用させられ、そのうち最も多く摂食した3頭は発病して頑固な便秘、鼓脹症、胃腸の蠕動麻痺、流涎、戦慄、黒内障、眩暈、痙攣並びに疝痛の発作があり2~3時間で斃死しました。この...
家畜中毒

水銀中毒 ~ 牛

水銀中毒・牛牝牛の乳房硬結治療のため60gの水銀軟膏を数回に亘って塗布し、3週間の後に痩削し被毛逆立し脱落し易くなり、脊部に鱗片様乃至鉄屑様の剥脱物を認め、被毛の脱落部に黄赤色の汁液があり、乳房、後腿の内面、飛節および肘節の屈曲面に出血斑が...
家畜中毒

砒素 ~ 牛

砒素・牛(a) 牝牛4頭が砒素入駆鼠薬を食べ発病、食欲欠損、泌乳停止、烈しい下痢を伴い1頭は1日を経て斃れ、剖見は潰瘍性腸炎を呈し、胃の左側に大穿孔を生じ、胃内容物はこれより腹腔に漏出した。第2は速かに回復し第3は10~14日間を経、第4は...
蹄および爪の疾患

牛蹄の検査法

稟告牛の蹄病は機械的、力学的、あるいは化学的な原因にも基づくほか、蹄葉炎のように内科的疾患に継発し、また削蹄の遅延、手入れの不十分など護蹄管理の失宜に基因する場合も少なくありません。したがって、稟告を聴く時には病状の経過(急性、亜急性、慢性...
蹄および爪の疾患

牛蹄の疾患(Diseases of the Bovine Claw) ~ 牛蹄の解剖と生理

牛の蹄は偶蹄で内、外の2蹄からなり、内蹄は第Ⅲ指(趾)、外蹄は第Ⅳ指(趾)の先端にあります。内外2蹄の間を趾間隙といいます。前蹄は内蹄が大きく、後蹄では外蹄が大きい傾向があります。蹄の角度(側望)は45~50°ですが、一般に前蹄より後蹄の方...
呼吸器循環・体液平衡

牛のコバルト欠乏症 ~ 成長期の幼若牛に、柔らかい牧草の多い早春期に発生し易い

子牛が2か月齢を過ぎるとルーメン機能が十分に発達し、粗飼料の摂取が多くなります。従って多量のプロピオン酸が吸収されて利用されるのでVB₁₂の必要量が多くなります。しかし低コバルト地帯では、コバルト補給が間に合わずにルーメン内のVB₁₂の生産...
駆虫薬

抗タイレリア薬(drugs for theileriosis) ~ 駆虫薬としては、8-アミノキノリン誘導体が有効

本邦で重要なタイレリア病は牛の小型ピロプラズマ病であり、育成牧場に多い。マダニ駆除や輪牧によって予防し、また発病個体を治療している。駆虫薬としては、8-アミノキノリン誘導体が有効です。ジミナゼンも有効ですが、安全面で落ちる。パマキンとプリマ...
駆虫薬

抗バベシア薬(drugs for babesiosis) ~ 駆虫薬としてはジアミジン誘導体が有効

本邦におけるバベシア病は牛(Babesia ovata,B.bigemina,B.bovis)と犬(B.canis,B.gibsoni)に発生します。牛では放牧中の乳牛育成牛に多い。これはピロプラズマ原虫の発育に必要なマダニやネズミが高い密...
駆虫薬

イミダゾチアゾール類(imidazothiazoles) ~ レバミゾールは消化管内寄生虫と肺虫に対して強い駆虫作用を示す

レバミゾール多くの動物に寄生する寄生虫に広範囲な殺滅効果を示し、また高等動物に対して免疫調節作用をもつ薬物として知られています。●生体内動態経口、皮下注、経皮で用いられますが、いずれの場合にも吸収は速い。投与後1日以内に投与量の40%が尿へ...
胞子虫類

ピロプラズマ症(症状・予防) ~ 発熱、貧血、黄疸によって特徴づけられる家畜の重要な原虫性疾患

ピロプラズマ症は発熱、貧血、黄疸によって特徴づけられる家畜の重要な原虫性疾患です。本邦では牛、犬に発生が多く、特に牛には全土にきわめて高率に分布しており、放牧牛のほとんどに寄生をみる重要な寄生虫性疾患の一つです。めん羊のピロプラズマ症は本邦...
繊毛虫類

バクストネラ感染症(症状・予防) ~ この原虫の寄生が直ちに発症をみるものではないから、健康状態であれば治療は必要としない

Buxtonella sulcataは世界にかなり高率に分布しており、本邦でも鳥取地方のホルスタイン牛308頭のうち64%の高率に存在が確認されています。この原虫の病原性については不明確ですが、ほかの原因による大腸炎に関連して病原性が誘発さ...
胞子虫類

住肉胞子虫症(肉胞子虫症)の症状と予防 ~ 特に牧場では飼育犬に生肉の給与を禁止することは重要

住肉胞子虫の病原性は以前から疑わしいとされてきましたが、近年、生活環が解明されると共に、実験的感染によって住肉胞子虫症の急性発症が証明され、また、住肉胞子虫症と判断される自然発生例も知られるようになり、最近では、病原性の強い種類の感染によっ...
肉質鞭毛虫類

トリコモナス症(症状・予防) ~ 雌牛は感染後まもなく膣炎を生じ、膣分泌物の増量、また、陰唇はわずかに腫脹します

雌・雄の牛の生殖器に接触感染性に発育をみる、胎子トリコモナスを原因とする原虫病です。雌牛は感染後まもなく膣炎を生じ、膣分泌物の増量、また、陰唇はわずかに腫脹します。しかし、この初期段階は見逃されることが多く、やがて膣分泌物は黄白色から乳濁様...
条虫類

ベネデン条虫 ~ めん羊、ヤギよりも牛におおく、小腸に寄生します

ベネデン条虫(Moniezia benedeni)、虫体は、拡張条虫より大きく、幅が広い(1~4m x 20~26mm)、拡張条虫との区別点は、頭節が大きく(径0.8~1.0mm)、染色標本では片節間腺が、片節の後縁中央部付近に直線状に連な...
ウシ

インド犎牛(Indian Zebu)

これは単にインド牛ともいわれ、動物分類学上、Bos taurusではなく、Bos indicus L.に属するものです。インド犎牛という名は、1つの品種名ではなくて、インドにいる犎牛全体の総称であり、このなかに多くの品種ができています。(後...
ウシ

黄牛(Zebu)

中共及び南方諸地域に分布している牛の総称であって、1つの品種名とはいえないかも知れません。これらは同じ真正家牛亜属のうちでも普通の家畜牛(Bos taurus)とは、種の異なる(Bos indicus)に属します。用途は主として役用ですが、...
ウシ

韓牛(朝鮮牛)Korean Cattle

古くから韓国にいる在来種。役用種でしたが近年は肉用を加味せんとしています。いまだかつて外国種を導入して交雑されたことはありません。とくに種雄牛の選抜に力を入れて改良を進めてきたものです。ただし近年、アメリカの示唆などもあって、アメリカの肉牛...
ウシ

日本短角種(Japanese Shorthorn)

岩手県付近の旧南部藩地域にいた在来牛を南部牛といっていましたが、これを基にして主にイギリスから輸入したショートホーンを交配し作出されたものです。明治4~5年(1871~1872)に初めてショートホーンが輸入され、以後数回にわたって輸入されま...
ウシ

褐毛和種(Japanese Brown)

現在、本邦の褐毛和種(あかげわしゅ)には熊本県のものと高知県のものとの2つ大きな系統があります。この両県は褐毛和種の主要な子牛生産地であり、両者ともその起源は、ひとしく韓牛(朝鮮牛)のようですが、改良の経過を異にしています。熊本県のものには...
ウシ

黒毛和種(Japanese Black)

和牛には黒毛和種、褐毛和種、無角和種、日本短角種の4つの品種があります。このうち頭数も一番多く、本邦での分布も広いものが黒毛和種です。ふつう黒毛和種のことを、単に和牛ということもあります。和牛はわが国在来の牛です。昔は小さな晩熟な牛であった...
ウシ

無角和種(Japanese Polled)

大正5年(1916)農林省がスコットランドよりアバディーン・アンガスの雄1頭、雌2頭を輸入し、当時の元農林省畜産試験場中国支場(広島県比婆郡七塚原)にけい養しました。その和牛との一代雑種の雄1頭が大正9年(1920)に山口県阿武郡に貸付けら...
ウシ

アバディーン・アンガス(Aberdeen Angus)

イギリスのスコットランド原産の肉用牛。毛色は黒で無角を特色とします。この無角の起源については諸説があります。多くの科学者は化石からみて、古代の牛にすでにこの無角性があり、古代の馬に原型の3本趾のものが、ときどき生まれたと同様に、牛にもこの無...
ウシ

無角ヘヤフォード(Polled Hereford)

1817年ごろからアメリカには、イギリスから輸入されてヘヤフォードが飼われていました。1900年ごろに、アイオワ州のワレン・ガムモン(WARREN GAMMON)が、登録牛同志の交配で、突然変異による無角のヘヤフォードの出現を発見しました。...
ウシ

ヘヤフォード(Hereford)

イギリスのイングランドの西方、ヘヤフォードシャー州原産の肉用牛。この牛の起源については、ヘヤフォードシャー州の西隣のウエルスの牛とも関連があるとされています。ただしこれがイングランドに古くからいた土産牛を改良したものか、この土産牛とウエルス...
ウシ

ショートホーン(Shorthorn)

現在、ショートホーンには乳用型と肉用型との2つの品種があり、前者を乳用ショートホーン(Dairy Shorthorn)、後者を、肉用ショートホーン(Beef-type Shorthorn)といっています。登録も別個の協会で行われています。し...
ウシ

シムメンタール(Simmenthal)

スイス北西部のベルン県シムメンタール地方の原産。ブラウン・スイスとともにスイスの2大品種です。原産地の環境はブラウン・スイスの場合と大体同様であり、この品種成立の様相も同じです。乳、肉、役の3用兼備でしたが、これも現在は乳、肉に力が入れられ...
ウシ

ブラウン・スイス(Brown Swiss)

スイス北東部の山岳地帯の原産。そこでは乳、肉、役の3用兼備の牛として発達しました。しかし現在は、原産地でも役のウエイトは非常に低い。むしろ乳、肉が用途対象です。アメリカでは完全な乳用種として改良され発達しました。本種の原産地は標高が高く、山...
ウシ

エヤーシャー(Ayrshire)

イギリスのスコットランド西南のエヤーシャー州原産の乳用種。品種としては比較的新しいものと言われていますが、その成立の経過は判然としていません。エヤーシャー州在来の牛に、オランダ牛、英仏海峡群島からの牛、ショートホーンが交雑されてできたと推定...
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